でっちあげDVを利用して離婚を迫られたときの対抗方法

でっちあげDVを利用する人が横行しています。

少しでも離婚条件が有利になるためにと考えて利用する人が絶えないのが原因です。

実際にDVに苦しんでいる人に失礼な行動ですが、自分のためになるとお構いなしなのかもしれません。

今回は、でっちあげDVへの対抗方法について解説していきます。

でっちあげDVを利用して離婚する理由

でっちあげDVを利用する背景には、次のような理由が考えられます。

  • 不倫しているなど、離婚したい理由が私的なもの
  • 親権を獲得したい
  • 離婚後、子供との面会交流をなしにしたい

これらの理由から、でっちあげDVを利用し、配偶者を嵌めてしまおうと考えます。

DVを信用させるのは簡単

離婚にでっちあげDVを利用するのは、簡単に周囲を味方にできる点があげられます。

DVは、ないことを立証するよりも、あることを立証する方が数倍も簡単です。

DVも痴漢と同じく、推定無罪の原則がないに等しいことが実状です。

周囲にDVと決めつけられたあと、その状況を変えるのは至難といえます。

でっちあげDVのよくある手法

まずは、でっちあげDVを利用した離婚の、よくある手法を紹介します。

かなり悪質なものもあるので注意してください。

わざと怒らせ、その瞬間の録音を使用

日常会話でわざと怒らせ、怒鳴らせた結果を録音しておく手法があります。

相手の気にしている点を、集中的に責めると感情的になってしまうのは当然です。

その瞬間の録音を集め、証拠提出を行います。

怒鳴り声プラス、食事中の食器をはじく音が一緒にあれば、相手にとって最高かもしれません。

DVの証拠写真を捏造

殴られた後をDVの証拠写真として捏造、殴られたあざは、自分で付けます。

家は、夫婦2人の閉鎖された空間です。

物語を作成し、その写真を月日入りで捏造します。

捏造が分からないようにするため、相手がお風呂に入っている時間を利用することがほとんどです。

結果、二人で居た事実と、あざのある捏造写真が簡単に作成できます。

警察や支援センターに相談した記録を残す

離婚をより良い結果にするためには第三者機関も利用します。

警察や、支援センターへ配偶者のDVを相談し、その結果を残すのです。

本気で苦しんでいた状況をつくり出します。

悪質弁護士や報酬目的の女性団体が関与

これらの手法を弁護士や女性団体が助言する場合もあります。

残念ながら弁護士も依頼者の勝訴が欲しいというのが本音です。

信じがたいかもしれませんが、捏造の手法を教える弁護士もいます。

さらに、報酬目的の女性団体が、DVを第三者の目線で証明することもあります。

相手はプロなので、あの手この手を知り尽くしていると言えるでしょう。

個人ではとても太刀打ちできません。

でっちあげDVへ対抗する方法

離婚にでっちあげDVを利用されると、不利になるのは間違いありません。

知らないで行動していると、確実に捏造されます。

冷静に対処する

普段から冷静に対処するようにしましょう。

配偶者を怒鳴るような行動をしてはいけません。

ましてや挑発にのり暴力を行えば相手の思うつぼです。

配偶者のいつもと違う行動は違和感として、普段から冷静なら気づくことが可能です。

そのときは相手にせず、翌日から自分も録音をするようにしましょう。

相手の捏造を証明できれば、でっちあげDVに対抗できます。

ただ、どちらにせよ離婚になることは間違いありません。

相手の言いなりになるような離婚にしないための行動が重要です。

弁護士を雇う

離婚のでっちあげDVに対抗するには、プロに任せるのが一番です。

このような場合は高い確率で、相手も弁護士を雇っています。

対抗をするには、自分もプロに依頼するしかありません。

私はDVなどしていないから無実だと、自信を持っていても通じません。それが現実です。

万が一でっちあげDVに遭遇したら、すぐに弁護士へ相談しましょう。